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弓道の審査で大前や前の人が間違えたとき後ろの射手はどうすべきか?

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弓道の審査は通常3~5人で行われる。

仮に自分にミスがなくても、前の人がミスしてしまうとどうしていいか迷ってしまう場面がある。

その最たる例が大前が動作を間違えたときだ。
 

こんなとき後ろの人はどう対処するのが適切なのか解説する。

弓道の審査で大前や前の人が間違えたら後ろはどうする?

統一見解集(全日本弓道連盟指導委員会発行)によると

「明らかに前の射手が間違った場合は、謝ったことにあわすことなく正しい方法で行う」

とある。
 

つまり

  • 大前が弓を立てるべき場面で立てなかった場合
  • 大前が座るべき場面で座らなかった場合

などについては、2番以降の射手は大前の動作を追い越して正しい動作を行ってしまっていい、ということになる。
 

前の人が間違えてるからといって釣られて同じことをする、あるいは何もせずに待ってるだけだと2番目以降の人まで減点の対象にされてしまう可能性がある。

いくら審査が3~5人の団体で行われるといっても、そもそも審査は個人の技量を見るために行うものなので無理してまで周りに合わせる必要はないということだ。
 

しかし、大前が間違ったことをしたり、動作が遅れたりすると、全体の見映えが悪くなるのは事実。

多少はミスした大前の様子を見て、一呼吸置いてから動作をした方がいい。

また、大前以外でも前の人がミスした場合の対応は同じだ。

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