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弓道の袴の洗い方 自宅で洗う場合とクリーニングに出す場合

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弓道の袴は試合や審査でしか着ない人、練習でも着る人いると思う。

試合などでしか着ない人はクリーニングでもいいと思うが、毎日の練習で着る人はクリーニング代がバカにならない。

自宅で洗う方法も覚えておきたい。
 

今回は弓道の袴を自宅で洗う方法とクリーニングに出す方法をそれぞれ解説する。

弓道の袴の洗い方 - 袴を自分で洗う場合

まずは弓道の袴を自分で洗う場合について解説する。

まずは素材を確認

綿100%の場合

洗うとシワシワになってしまう。

自宅での洗濯は諦めてクリーニングに出した方がいい。

クリーニングの出し方については後述する。

ポリエステルの場合

自宅で洗濯できる。

ポリエステル100%ではなくとも、ポリエステルの割合が多ければ洗濯できると判断していい。

自宅洗濯の仕方

きちんと畳んだ状態でネットに入れる。

このとき袴のひだはしっかりついた状態にしておく。
 

洗濯機は手洗いモードかドライモードを使う。

ポリエステル製の袴の場合、ネットに入れて弱いコースで洗えばまず大丈夫。
 

ただし、腰板がおれる可能性がある。

そこだけ目をつむれば大丈夫だ。

干し方

袴を洗濯したときの問題点は洗濯によってひだがなくなってしまうこと。

こうなると袴っぽさがなくなり、見た目が悪くなってしまう。
 

これを防ぐためには干し方が非常に重要となる。

洗濯後は脱水はせに濡れたまま袴のひだを洗濯バサミで挟み、そのまま干せば水の落ちる重みで自然と癖がつく。
 

またできれば普通のハンガーよりも靴下などを干す集合型洗濯バサミハンガーで袴の腰部分全体をつまむようにして干すといい。

こうすることで洗濯により袴のひだがなくなるのを防げる。
 

また、もう1つ重要なのが色落ち。

洗濯後の袴を直射日光に当てて干すと色落ちする原因になる。

だから袴は必ず陰干しにしよう。

アイロンについて

アイロンは正しい干し方をしてひだが消えていなければ基本しなくても大丈夫。

しかしシワができてしまったり、ひだが消えてしまったときはアイロンを使う必要も出てくる。
 

アイロンをかけるときは必ず当て布をする。しないとテカテカになるので注意。

かけるときはひだをそろえ、ひだを押し付けるようにアイロンをかける。

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袴をクリーニングに出すといくらかかるか?

次に弓道の袴をクリーニングに出す場合について解説する。
 

弓道の袴は武道用袴という扱いになる。

武道用袴のクリーニング代の相場は1000~2000円程度
 

仕上がりには5日~2週間程度かかる。

袴をクリーニングに出す場合の注意点

1. 仕上がり日は要確認

試合や審査があるのにクリーニングに出して、試合の日までにクリーニングが間に合わない。
 

このミスは痛い。

弓道部員のほとんどは袴を1着しか持ってないため、誰かに借りるのも難しい。

だから最悪の場合、袴をもう一着買うハメになる。
 

袴をクリーニングに出す際はくれぐれも仕上がり日を確認しよう。

2. ひだの崩れ

クリーニング店によっては弓道の袴の扱いに慣れておらず、袴のひだが崩れて戻ってくることがある。

弓道の袴はひだが崩れると見た目が悪くなるため、クリーニングに出す前に店員に弓道の袴を扱ったことがあるか聞いておいた方がいい。

ないと言われた場合は袴のひだに気を付けてくださいと一言言っておこう。

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