弓道の用具の中でかけは非常に重要なもの。
また、初心者が最初に自分で買うものでもある。
そして最初に買ったかけはだいぶ長く使えるものだ。
だから弓道のかけは大事に使った方がいい。
そのための正しい保管方法や湿気が多いときにどうすべきかについて解説する。
弓道のかけの正しい保管方法
使用後のかけの保管方法
かけ使用後はかけに汗がついてしまっていると思う。
これを放置すると湿気により、カビの原因となってしまう。
そのため、湿気を放出させるために下がけは必ずかけとは別の場所に入れ、かけは開いた状態で陰干しにする。
かけを袋に入れて保管しなければいけない場合は通気性のいい袋を使い、乾燥剤を一緒に入れる。
また、手汗がひどい人は下がけを何枚か使い、汗をかいたら頻繁に取り替えた方がいい。多い人は1日3~4枚使う。
あとは部活でやってる場合は部で乾燥剤を買うか、自分で買う、またはかけを引っ掛けるためのフックを買うなどして工夫するといい。
しばらく使わないときの保存方法
かけをしばらく使わないときは、通気性のいい場所に置いておく。
または通気性のいい布袋などに入れておく。
袋に入れる場合、使用直後は乾燥剤を入れた方がいいが、過度に乾燥させすぎるとかけの皮が堅くなってしまうため、長期保管する場合は1~2日経ったら乾燥剤を取り除いた方がいい。
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湿気が多いときのかけの保管はどうする?
夏や梅雨の時期は汗をたくさんかくため、かけの湿気がひどくなる。
また、手汗のひどい人は季節関係なくひどくなってしまうと思う。
そういう人の場合、乾燥剤をより積極的に使った方がいい。
保管は通気性のいい袋に乾燥剤と一緒に入れておこう。
そして下がけを2枚重ねて使い、さらに汗をかいたら交換するようにする。
下がけは安いものなのでたくさん買ってもいいだろう。
さらに扇風機があるならなるべく1射ごとに手を乾かすとなおいい。
手汗がひどいとすぐにかけが臭くなってしまったりして困るだろうが、対策はとにかく乾燥剤と下がけの交換を行うこと。
かけに対して水気は厳禁。
ファブリーズなどをかけると逆に臭いがひどくなってしまうので絶対やめよう。